ほんき村ブログ
2021/05/17 知恵と工夫
5月、世間がGWの真っただ中、弥栄町小坂農業生産組合の田植え作業にお邪魔した。
時間と労力がかかる田植え作業をより効率的に行えるのは、長年の経験と知恵が活かされていた。
1:田んぼの面積に合わせて田植機の経路を計算する。
・最短のルートで終了する
・田植機の侵入口の設定と旋回経路の設定
・苗の数量、初期肥料の同時施肥数量
2:田植機も地域の田んぼ面積に合わせて改造、田んぼの面積により田植機の変更
3:田植機オペレーターや補助2名の日程調整
4:田植の終了時に田植機の清掃、整備
田植え作業は素人の目には単純作業のように見えてしまうが、綿密に計算され、必要最低限の動き、田植え機の改造など、柔軟に対応していく農家さんの知恵と工夫があった。
何よりも凄いのは稲作で利益を出していくのは困難だが地域を守り継続できる農業を実践する「結い」がそこにあることだと思う。